福中皮膚科クリニック|虫さされ・やけど・円形脱毛症|各症状について
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虫さされ
虫さされは春から秋にかけての代表的な皮膚トラブルです。虫が人間の皮膚を刺す・咬む・血を吸うことによって、痛み・かゆみ・赤み・腫れなどが生じることを虫さされといいます。かき壊して化膿したりすることのないよう、上手に対処しましょう。
やけど
熱傷(やけど)をした
熱傷は、傷害の範囲が広ければ広いほど、また、深ければ深いほど重症になり、適切な処置がとられないと命に関わることもあります。
軽~中症の熱傷
【1】
- ただちに水道水を流しながら、洗面器などに患部をつけて痛みが治まるまで冷やす。
- 氷嚢や蓄冷剤などを使うときは、清潔なタオルなどにつつんで患部にあてる。
- 皮膚に衣服がくっついている時は脱がさずに、そのまま冷やす。その部分を残してはさみで衣服を切り取る。
- 指輪、腕時計など装身具はすみやかにはずす。
- 軟膏、消毒薬など何も塗らない。
- 水ぶくれはつぶさない。
- 十分に冷やしたら清潔なガーゼなどをあてて、すぐに病院を受診する。
【2】ごく軽症のやけどは、十分に冷やしたら何もしない。痛み、赤みがとれたら(和らいだら)、そのままにしておけば治るが、気になるなら救急絆創膏を貼っておく。
重症の熱傷
【1】
- 範囲の「広い」やけど、「深い」やけどであったら、または熱い煙を吸い込んだ時は気道熱傷の恐れがあるため、すぐに119番に通報する。
- 大きなやけどは、患部を清潔なタオルやシーツなどでおおって水をかける、あるいは水に浸した清潔なタオルやシーツなどで患部を冷やす。
- 衣服は無理して脱がさず、そのまま冷やす。
- 衣服がくっついている場合は、その部分を残してはさみで衣服を切り取る。
- 広いやけどの場合、広範囲を長時間冷やすことで、小児や高齢者は循環状態に影響をおよぼすことがあるので冷やしすぎに注意する。
- 重症のやけどでは、水で冷やす以外のことはしてはいけない。後の治療に差し支えるため、消毒、塗り薬などを使用しないこと。
【2】状態を観察し、顔面蒼白、冷や汗、吐き気、意識障害、呼吸困難などがみられたら、心肺蘇生法を、救急車が来るまで続ける。
円形脱毛症
ひとりで悩まないで。あなただけではありません。
ストレスの多い現代社会では円形脱毛症に悩む人が増えているようです。
まずは安心してください!通常は6ヶ月ほどで自然に治ります。
症状が長引く場合や脱毛が広範囲にわたる場合は他の病気が隠れている可能性もあるので皮膚科を受診しましょう。円形脱毛症は保険治療の対象です。
円形脱毛症は直接生死に関わるものではありませんが、社会的にも病気としての認知や理解がほとんどないことにより、いじめの原因、ストレスとなってしまうことがあります。正しい知識を身につけて、上手に付き合って行きましょう。
ジェネリック(後発品)について
当院ではジェネリックの医薬品もたくさん揃えておりますので、ご希望の方には処方しています。
ジェネリックというのは日本語では後発品と言いまして、同じ成分で他社が製造した価格の低い医薬品のことです。